'20 ぐるっと日高山脈一周キャンプ旅① 準備編

今年は、コロナの影響と6月に左膝を怪我したことで、自転車旅を実行するかどうか考えていた。

コロナのほうは、北海道では落ち着いているし、左膝も治療とリハビリで90%ぐらいに回復しているので、今年最後のチャンスと思い、8月20日から約10日間ぐらいの予定でキャンプ旅に出かけることした。

これ以上遅らせると、内陸や道東、太平洋側は、朝晩さすがに寒くなる。

ツーリングルートは、2015年に天候不良で断念し、その後も何度か考えていた、「狩勝峠超え」と「襟裳岬まわり」を含めたコースにしようと思っていた。

そして、キャンプ場や道路状況などを踏まえて、滝川から国道38号線富良野に行き、狩勝峠を超えて十勝に出て、十勝平野を南下して襟裳岬を回り、日高に出て戻ってくるコースにした。

こうすると、日高山脈をぐるっと1周するようなルートとなった。

一番の難関は、黄金道路の長大トンネル群だろう。

完全自走で輪行はなし、宿泊もキャンプのみにする予定なので、かなりの安上がり自転車旅になるだろう。一方で、充電と洗濯・乾燥が問題になるかもしれない。

全てキャンプ泊の予定だが、予約が必要な芽室のキャンプ場だけ出発前に予約しておく。

また、ルートや距離的に広尾のキャンプ場に泊まることを考えていたが、今年はコロナ防止のため閉鎖されている。そのため、その周辺のキャンプ場に変更するつもりだが、念のため広尾の民宿や旅館も調べておく。

「どうみん割」と「GoToトラベル」

そんなことをしていたら、「どうみん割」や「GoToトラベル」も調べる羽目になる。

すると、広尾町の宿はどこもキャンペーンに参加していないようで、キャンプ場が閉鎖していることもあり、どちらかというとコロナ侵入防止に重点を置いているような印象を受ける。

隣りのえりも町は、観光協会をはじめ、「どうみん割」に参加している宿が比較的多く、「GoToトラベル」に掛け持ちしているところもある。

ただ、「どうみん割」は6,000円以上の宿泊に適用され、完売しているところも多いので、事前確認が必要だ。道民である(住所がわかる)身分証明があればいい。

「GoToトラベル」は、宿泊証明書と領収書を宿に発行してもらう必要があるので、忘れないようメモしておく。

どちらもキャンペーンに参加している宿の一覧をスマホにいれておく。
また、そもそもキャンプ場も「GoToトラベル」の対象にならないか、「なっぷ」が問い合わせしているらしい。今のところ不明だ。(その後、一部適用になったらしい)

そして一番肝心の天気、予報では、8月20日の朝方まで雨が残るらしいので、雨が上がったらすぐに出発することにする。週間天気はあまりあてにならないが、向こう1週間、雨マークは出ていない。

自転車の装備や持ち物は、去年の自転車旅とほとんど変わらないが、膝の炎症止めの薬だけ念のため持っていく。