今年のゴールデンウィークはどこへ行くか?
3月の宮古島が、あまりに最高すぎた。
あの透明な海と、自転車で駆け抜ける爽快感が忘れられない。そして4月、福岡への引っ越し。テレビを眺めていたら、今月から「福岡ー石垣直行便」が就航するというCMが流れてきた。
これはもう、運命だろう。行き先は決まった。沖縄の石垣、そしてその先に浮かぶ八重山の島々だ。
気象庁のデータを見ると、GWの沖縄は日照時間が減り、降水量が増え始める時期。梅雨入りの足音が聞こえる季節だ。正直、天候のリスクは小さくない。
他の地域も一瞬頭をよぎったが、結局「いま一番行きたい場所」へ行くのが正解だ。面倒な理屈はやめて、八重山の海に飛び込むことに決めた。
狙うは「秘境」と「端っこ」
今回の旅で絶対に外せないのは、なんといっても西表島。 「秘境中の秘境」という響きだけで、胸がワクワクしてくる。さらに、民間人が行ける日本最南端の波照間島、そして日本最西端の与那国島。この「極地」を制覇したい。
これに竹富島と石垣島を加えれば、完璧なアイランドホッピング・ルートの完成だ。
石垣島の離島ターミナルが、すべての旅のハブになる。 ただ、調べてみると離島航路はなかなか過酷らしい。外海に出れば船は激しく揺れ、特に与那国行きのフェリーは「ゲロ船」と呼ぶ人までいるとか。
高速船を運行する安栄観光は「他社が欠航しても出す」という噂もあるが、頼もしいのか恐ろしいのか……。時間節約のため、与那国へは飛行機を選び、それ以外の島は高速船で攻めることにする。

11日間の壮大な旅程(ラフプラン)
休みはたっぷり11日間。西表4日、与那国1日、波照間1日、竹富半日、石垣4日(移動日含む)という配分だ。
・西表島(4泊): まずは西の上原港から上陸。上原便は欠航しやすいのが不安だが、西から東の大原港へ向かって横断する予定だ。 カンピレーの滝やピナイサーラの滝へのトレイル、船でしか行けない「船浮(ふなうき)」、水牛車で渡る由布島。そして西表を自転車で端から端まで駆け抜けるライド。やりたいことが多すぎる。
・与那国島(1泊): 飛行機でひとっ飛び。島を一周し、断崖絶壁のティンダバナ、東崎、そして日本最西端の地・西崎(いりざき)に立つ。
・竹富島(日帰り): 石垣に戻った足でそのまま上陸。赤瓦の町並みとなごみの塔、西桟橋。あの独特な時間を切り取ったような風景を写真に収めたい。
・波照間島(1泊): 日本最南端の碑と、ハテルマブルーと称されるニシ浜へ。ここも島一周ライドを敢行する。
・石垣島(4泊): 旅の締めくくりは石垣島一周。時計回りに北端の平久保崎を目指し、川平湾で1泊。最後は石垣市街地へ戻る。
かなりの強行軍に見えるかもしれないが、小さな島々が多いので、自転車なら意外とゆったりとした時間が流れるはずだ。
今回の旅では「ゆんたく(宿泊者同士の交流会)」がない宿をあえて探した。自転車旅の夜は、洗濯や翌日以降の細かい行程を調べたり考えたりする時間が必要なのだ。『沖縄離島ドットコム』の口コミを読み込み、『やえやまGUIDEBOOK』を買って調べて、前半戦の宿とフライトはすべて押さえた。
【フライト・ログ】
・4/30:ANA559 福岡(12:10) → 石垣(14:10)
・5/05:JTA961 石垣(10:00) → 与那国(10:30)
・5/06:JTA962 与那国(11:05) → 石垣(11:35)
・5/10:ANA560 石垣(14:45) → 福岡(16:40)
準備は整った。 青い海か、それとも雨続きの自転車旅か。 どちらにせよ、思い出に残るGWになることだけは間違いない。
そして、今回も旅の足となるのは 'GIANT MR 4F' 。
いざ、出発!
↪︎初日